子供の短所を直したければ、まずは良いところをほめましょう

MIYA19224DSC_0086_TP_V1.jpg

関東自立就労支援センター
http://shuroushien.com/

不登校の子供たちの多くは、不登校になる前は、「親や教師の言うことをよく聞く、とても良い子」だった傾向があります。


親は、子供が「社会に出て行くときには、人さまにご迷惑がかからないようにしつけておきたい」と願い、将来「自立できるように、問題点は今のうちに直しておきたい」と考えています。


また、多くの教師は、子供が進学したり社会参加していく上で困らないように、「できないところはできるようにしておきたい」し、「悪いところを直しておこう」と考えます。


これらの親や教師から出てくる発言は「きちんとやりなさい」「ちゃんとしなさい」「正しく直しなさい」「間違いはしてはいけません」「もっとしっかりやりなさい」等々という言葉になっているはずです。


子供は常々、このような言葉を浴びせられているのです。もともとが親や先生の言うことを従順に受けとめる「良い子」ですから、子供の側には「いつも自分は満足にできない」「どんなに頑張ってやっても失敗ばかりだ」「いくら頑張ってもうまくいかない」「自分はだめな人間だ」「ほめられたことがない」等々という負の感情が強化されてしまいます。そこから低い自己評価が生まれてきます。


親や教師は、欠点を直そうとするあまり、動物の調教のように、子供に何度も欠点の修正を求めて、子供の心に繰り返し悪循環を起こします。


それよりは、「夜眠れなかったのに、よくできたね」「すごいね、3回目なのにここまでできたら大したもんだよ」「こんなにうjまくできてうれしいよ。これからが楽しみだね」などと言ってみたらどうでしょう。


子供のほうには「今度は夜早く寝て頑張ろう」「もう3回目かあ。4回目にはもっとうまくやろう」「親がそんなに喜んでくれてうれしい。これからもしっかりやろう」という気持ちが自然に生まれてきます。


不登校の子供の生活の問題点を直す場合も、欠点に直接触れると、その欠点は修正されずに継続してしまいます。子供が実行して実現したことを発見し、ほめて、親子で喜びの気持ちを共有しましょう。


喜びの感情やよい感情が共有できれば、問題点は自然にいい方向に向かいます。直接直そうとするよりはるかに良いやり方です。